米政府は8月、史上初めて政府の「Facebook Messenger」ボットを公開した。それ以降、Barack Obama大統領はこのプラットフォームを通じて、150万件を超えるメッセージを受け取っている。
Obama政権は次の試みとして、Messengerボットのコードをオープンソース化した。他の政府機関もこの先例に続いて、急成長している同コミュニケーションシステムを活用するよう促す狙いだ。
ホワイトハウスの最高デジタル責任者(CDO)を務めるJason Goldman氏は、ブログへの投稿で次のように書いた。「今回、障害が1つ減り、有権者によりアクセスしやすく、対応しやすくなった。われわれは、この取り組みを土台にして他の人が何を構築するのか、期待して見守りたい」
技術的には、ホワイトハウスは今回、コンテンツ管理システム「Drupal」のモジュールをオープンソース化した。Goldman氏は次のように述べている。「Drupalは、他の人がボットの開発に向けてただちに検討するプラットフォームではないかもしれないが、この新しいホワイトハウスのモジュールにより、開発者でなくても(言語とワークフローをカスタマイズして)ボットによる交流を実現できる。Drupalをすでに使っている他の政府や機関は、デジタル体験を強化できるだろう」
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力
NTT Comのオープンイノベーション
「ExTorch」5年間の軌跡
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
日本のインターステラテクノロジズが挑む
「世界初」の衛星通信ビジネス
先端分野に挑み続けるセックが語る
チャレンジする企業風土と人材のつくり方