LinkedInは、転職の意思があることを勤務先に知られずに、採用担当者に密かに伝えることができる新機能「Open Candidates」を一部の国で追加した。
LinkedInのキャリアプロダクトマネージャーを務めるDan Shapero氏は、米国時間10月6日に公開したブログで次のように述べている。「これまでに、上司に知られることなく仕事を見つけようとしたことのない人などいるだろうか。今なら、思いわずらうことなく、LinkedInを利用している採用担当者に密かに意思を示すことができる」
4億5000万人の会員に提供されるこの最新機能は、LinkedInのPremiumサービスを利用する採用担当者しか閲覧できない。
LinkedInによると、Open Candidatesは数カ月前からベータテストが行われており、100万人がすでに利用しているという。この機能は現在、米国、カナダ、英国、オーストラリアで提供されており、近いうちに世界中に提供される予定だ。
従業員がOpen Candidatesを利用して就職活動をしていても雇用者にはわからないと保証しながらも、LinkedInは次のような免責事項を記載している。「就職活動中であることが現在の勤務先に分からない措置を講じているが、勤務先の企業と関連するすべての採用担当者を確認可能であることは保証できない」
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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