Twitterが同社買収を検討している交渉先に米国時間10月27日を期限とする意向を伝えたと、Reutersが5日に複数の情報筋の話として報じた。Salesforceや、Googleを傘下に置くAlphabet、Walt Disney Co.などの企業と交渉中だという。
報道について各社にコメントを求めたが、回答を得られていない。
ユーザー数の伸び悩みに陥るTwitterの身売りについては、これまでもたびたびうわさになっている。
このたびの報道の前日には、忠実な支持者として長期にわたってTwitterに投資してきたChris Sacca氏が、保有株を一部売却しており、同ソーシャルネットワークの身売りを望んでいることを明かしている。
Sacca氏は4日、「一部のTwitter株式を間違いなく売却した」とBloomberg TVに対して述べた。
影響力のある技術株投資家で、テレビ番組「Shark Tank」のゲスト司会者でもある同氏は1年以上前に、Twitter共同創設者のJack Dorsey氏を暫定でなく正式な最高経営責任者(CEO)にするよう同社に提案するツイートを発信していた。同氏はさらに、8500語にも及ぶ公開書簡をTwitter宛てに執筆していた。Dorsey氏は2015年に、正式なCEOに指名された。
米CNETはSacca氏にコメントを求めたが、直ちに回答は得られなかった。
「新しい息吹を吹き込まない限り、今後2年間で実質的な改善が得られるとは思えない」とSacca氏は付け加えた。「わたしは文字通り、Twitter専門セラピストに通わなければならない。この企業には10年分のストレスとトラウマを受けた」(Sacca氏)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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