ライブストリーミング配信サービスのTwitchは米国時間9月30日、「Amazon Prime」と連携する新サービス「Twitch Prime」を発表した。広告なしで視聴可能になり、毎月1チャンネルのサブスクリプションが無料になるほか、ビデオゲーム関連の割引や特典サービスが提供されるという。Twitchは、ユーザーが自分のビデオゲームセッションや独自のトークショー、さらに料理動画を配信できるサービスとして知られている。
Twitch Primeが提供される国(米国、英国、カナダ、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン)では、Twitchの「Turbo」サービスはTwitch Primeに置き換えられる。Turboには今回の機能のほとんどが既に含まれており、Amazon Primeが提供されていない国ではこれまでどおりTurboを利用できる。
Twitchによると、Turboの既存ユーザーでTwitch Primeへの移行を望まない場合は、Turboのサブスクリプションを継続可能だという。Turboは現在、米国で月額9ドルとなっている。Amazon Primeは、米国で月額11ドルまたは年額99ドルだ。
Amazonは2014年、Twitchを約10億ドルで買収した。Twitchは、Netflixなどのサービスと競合する「Prime Video」サブスクリプションサービスと並ぶAmazonの動画配信ベンチャーとなっている。Twitchは6月にアニメーション絵文字を試験導入したが、Primeにリンクされた今回のサービスは、Twitchが導入する最新の収益モデルだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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