Facebookが企業向けコラボレーションツール「Facebook at Work」を10月に正式にリリースする計画だとThe Informationが報じている。「Slack」の競合サービスであるFacebook at Workは、2015年1月からプライベートベータ版がリリースされている。
コンシューマー向けFacebookと同様に、この法人向けサービスにも「ニュースフィード」「グループ」「イベント」のほか、専用の「Messenger」アプリが用意されるが、企業独自のものになる予定だ。Slackや「Skype」に対抗すべく、音声およびビデオ通話機能も提供されるという。
これまで無料で提供されるとみられていたFacebook at Workだが、Facebookは同サービスを利用する企業に対し、定額ではなく、ユーザー単位での従量制を適用するという。
Facebook at Workのベータ版を使用しているある企業がBusiness Insiderに語ったところによると、Facebookは1ユーザーあたり1~5ドルを課金するという。Slackは1ユーザーあたり15ドルで提供している。一方TechCrunchは、Facebookがベータテスターに対し、正式リリース後も延長して同サービスを無料で提供すると報じている。
米CNETはFacebookにコメントを求めたが、現時点で回答は得られていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス