爆発に関する報告が相次ぐ中、サムスンは来週、「Galaxy Note7」のバッテリ充電を60%までに制限するソフトウェアアップグレードを開始する。
OTA(Over The Air)で提供されるこのソフトウェアアップグレードは、韓国で現地時間9月20日午前10時に開始される予定だ。
サムスンは、同様のソフトウェアアップグレードの提供について、Galaxy Note7が販売されているその他9カ国の通信事業者らと協議している。
Galaxy Note 7のバッテリ容量は3500mAhだが、この強制アップグレードによって、2100mAhまでに制限されることになる。
これは、使用停止が推奨されているにもかかわらずGalaxy Note7をまだ使用しているユーザーを保護するための対策だ。韓国で9月19日に交換が開始される際に、同社はデータ使用料金の一部を支払うことも予定している。
端末に爆発の恐れがあるとして前例のないリコールに見舞われているGalaxy Note7だが、その後も同端末の販売地域では、類似の事例が次々に報告されている。
米政府は先週、Galaxy Note7の所有者に対し、直ちに電源を切って使用をやめるように求めた。
Bloombergによると、サムスンは韓国技術標準院への報告書の中で予備調査の結果を示しており、バッテリセル内の正極と負極の接触につながる製造不具合が原因で、端末が過熱するとしているという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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