ソーシャルメディア上ではかなり不快な発言が飛び交う場合がある。しかしInstagramは、ユーザーがそのような不快な発言をする人々を気にすることなく、動画や写真の共有を楽しめるようにしたいと考えている。
Instagramは米国時間9月12日、ユーザーが自分の投稿に対するコメントから不快な発言を除外するための新しいツールを提供すると発表した。この機能は数カ月前に、まずは企業や有名人を対象に提供されていた。今回、世界中で5万人を超えるすべてのInstagramユーザーがこの機能を利用できるようになる。
ユーザーは、デフォルトの単語リストを自動的にブロックしてInstagramのコメントから非表示にするフィルタを有効にするか、キーワードリストをカスタマイズすることができる。
「Instagramコミュニティーの素晴らしい点は、そのユーザーの多様性にある」とInstagramの共同創設者で最高経営責任者(CEO)を務めるKevin Systrom氏はブログ記事に記し、「多様な経歴、人種、性別、性的指向、能力などを持つ、ありとあらゆる種類の人々がInstagramを心の拠り所とするが、ときに投稿に対して思慮のないコメントが寄せられる場合がある」とした。
Systrom氏は、「批判や嫌がらせを受けることなく、すべてのユーザーが安心してありのままの自分でいられる文化を育むこと」は同社の責任だと述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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