PayPalは米国時間9月6日、MasterCardとの提携を拡大すると発表した。ほかのPOS決済オプションに対抗するサービスとして地位を築く。
提携を強化することで、MasterCardがPayPal内の決済オプションの1つになり、「Braintree」を利用する業者は「Masterpass」を使用できるようになる。さらに、消費者やスモールビジネスは、PayPalアカウントからMasterCardのデビットカードに即座に送金できるようになる。
また、顧客が「PayPal Wallet」経由でMasterCardアカウントを使って、店内で買い物をすることも可能になる。つまり、MasterCardの顧客は自分のアカウントをACH経由でPayPalに関連付ける必要がなくなる。さらにMasterCardの顧客は、NFC端末を設置している世界中の500万以上の小売業者で、PayPal Wallet内でトークン化されたMasterCardを使って店内決済を行うこともできる。この非接触型決済オプションは、「Apple Pay」や「Android Pay」、さらに独自のデジタル決済システムを持つWalmartなどの小売業者にPayPalが対抗する上で、強みになるはずだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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