ゲーム開発会社のグランディングは、バーチャルリアリティ(VR)技術を活用した新作VRコンテンツ「スペースチャンネル5 VR ウキウキビューイングショー」の開発に着手したことを発表。9月15日から幕張メッセにて開催される東京ゲームショウ2016(TGS2016)にデモ版を出展する。
「スペースチャンネル5」は、約15年前に当時のセガから発売された、未来の宇宙テレビ局を舞台とするダンスと音楽をテーマとしたゲームタイトル。今回のVRコンテンツデモ版ではスペースポートを舞台に、スペースチャンネル5の主人公で局のリポーターのうららが、謎の宇宙人であるモロ星人と戦い、踊らされた人々を救出するリポートショーの現場を目の前で観覧できるという。
開発を手がけているグランディングは、代表取締役である岡村峰子氏を始め、当時スペースチャンネル5シリーズの開発に深くかかわったメンバーが多数所属している開発会社。同タイトルについて、オリジナルゲームでは知り得ることの無かった番組制作の舞台裏を垣間見れたりと、スペースチャンネル5の新しい楽しみ方を提供する新作コンテンツとなる予定としている。また、今回のデモ出展ではVIVEによるものとしているが、製品版の発売日、 対応ハードともに未定としている。
このデモ版は、TGS2016のVRコーナーにあるHTCブース内で、通信事業社のKDDIブースが出展する、通信を活用した複数人参加型のVRデモコンテンツ「Linked-door loves Space Channel 5」のなかで体験できる。VR空間内で他のユーザーと出会い、一緒に歩きながら音声で会話したり、ダーツで遊んだりするといったコミュニケーションを体験できるものだとしている。
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