スターティアは9月5日、AR(拡張現実)を活用したAED使い方動画付のオリジナルキーホルダー制作し、9月5日以降のAED販売分より提供すると発表した。
対象となるのは、中堅・中小企業向けに販売されるオムロンヘルスケアの「自動体外式除細動器レスキューハート HDF-3500」(5年リースで月額4500円、購入で税別23万6800円)。このAEDを導入した企業への納品時に無料で提供するという。
同社によると、企業におけるAED設置後の課題として「AEDの取り扱い方・設置場所を全社員に周知させることが難しい」という声があったことから、AED使い方動画付のオリジナルキーホルダーを制作したという。
キーホルダーをスマホARアプリ「COCOAR2」でかざすと、AEDにおける救命処置の一連の流れが動画で閲覧できる。ARによる動画視聴によって興味喚起させたり、AEDの外ケースに同キーホルダーを付けることで、社員がAEDを実際に手に取り触れるきっかけを与え、AEDの取り扱い・設置場所の社内認知を高められるとしている。
同社は、今回のキーホルダー提供に加えて、救命技術認定証を取得した同社社員による救命講習を、導入企業向けに定期的に実施するほか、無料体験型救命講習会を既存顧客に向けて開催するなど、AEDの提供とともに設置後の企業課題も解決したいとしている。
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