Makuake

スマホが顕微鏡に?--周りのものを約400倍に拡大できる「Nurugo Micro」

 手軽に撮影できるデバイスとしてスマートフォンはその地位を確立しているが、本体のカメラ部に別途レンズを装着することで、より望遠に、より広角に撮影できるアイテムも登場している。

 いわゆる、カメラ機能の拡張ともいえるガジェットだが、クラウドファンディングプラットフォーム「Makuake」において、ちょっと面白いプロジェクトが開始されている。「Nurogo Micro(ヌルゴ マイクロ)」という製品だが、なんと約400倍も拡大して撮影できるというから驚きだ。

「Nurogo Micro」
「Nurogo Micro」

 Nurogo Microは、韓国ユニオンコミュニティで開発された製品。Kickstarterでは23万3228ドルの資金調達に成功している。

 使い方は極めて簡単。使用したいスマートフォンのレンズ部に付属のレンズガイドを取り付け、クリップ(縦型/横型)を装着したNurogo Microをレンズに合わせて取り付けるだけでいい。

 専用アプリ(Nurogo Box)を使えば、約400倍(約18~400倍まで拡大可能)の拡大された世界を撮影できるほか、SNSへのシェアも可能。顕微鏡など、高価な機材を使わなければ見ることのできない拡大画像を手軽に手に入れられるというわけだ。

Nurogo Box
専用アプリ(Nurogo Box)を使えば、約400倍(約18~400倍まで拡大可能)の拡大された世界を撮影できる

 ちなみに、観察対象の撮影の際には、スマートフォン用のスタンドを利用して水平を保つことが可能。そのままでは水平を保つことが難しい場合でも、高さ調節プレートとの併用で調節が行える。

高さ調節プレート
そのままでは水平を保つことが難しい場合でも、高さ調節プレートとの併用で調節が行える

 また、オートフォーカスが利用できない場合は、ハンドルプレートと呼ばれる付属品を利用した手動調節にも対応する。サイズは、2.05×3.4×0.49cm。重量は、3.89g。

 Makuakeでの目標金額は70万円。記事執筆時点(8月31日18時)で26万円の資金を集めている。プロジェクトの残り日数は36日。


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