クラウドファンディングサービス「Kickstarter」に、日常生活やDIY、子どもの学習などに役立てられる、多目的な無線LAN(Wi-Fi)ビデオカメラ「ScopeAround」が登場した。家庭でのちょっとした困りごとの解決に活用できそうだ。
ScopeAroundは、電動歯ブラシの本体のような形をしたボディ部に、交換可能なカメラ部「Flexible」「Focus」「Fit」のいずれかを取り付けて使う小型カメラ。カメラ部の先端にはLEDが取り付けられており、通常なら入り込めないような狭くて暗い場所、花や葉といったものを、「医療機器グレード」の明るく鮮明な映像で目視できる。
3種類ある各カメラ部の概要は以下のとおり。
Flexible:内視鏡のように、ケーブルの先端に小さなカメラが取り付けてある。自動車のエンジンルーム、配管、家具の後ろなど狭いところの様子を確認する際に使う。
Focus:ボディ部と細長い棒状のカメラ部をステージに固定できる形状。顕微鏡のように、小さな物体を安定させて観察したい場合に使う。
Fit:ボディ部にスティック状のカメラを取り付けた形状。カメラが横を向いており、FlexibleやFocusと違った角度からの目視に使う。
カメラでとらえた映像は、Wi-Fi連携したスマートフォンやタブレット、PCで静止画または動画として撮影できる。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間2月27日まで。目標金額の10万ドルに対し、記事執筆時点(日本時間2月1日12時)で約2万2000ドルの資金を集めている。
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