主婦向けクラウドソーシングサービス「シュフティ」を運営するうるるは8月29日、SQUEEZEと、民泊・ホテル・旅館業務に特化したクラウドソーシング事業において業務提携したと発表した。
SQUEEZEは、民泊・ホテル・旅館に特化し、運用業務をタスクごとに専業の登録ユーザーとマッチングするクラウドソーシングサービス「Mister Suite(ミスタースイート)」を運営している。8月現在、サポート物件は全国300件以上あり、1万2000件以上の予約、2万8000人の対応実績がある。
今回の提携では、Mister Suiteのクリーニングサービスなどのクラウドワーカーマッチング機能においてシュフティと連携。Mister Suiteのユーザーである民泊運営事業者と、仕事を探している主婦を中心としたシュフティ登録ワーカーのマッチングを実現することで、インバウンドで需要が高まる民泊運営を支援する。
2020年に東京オリンピックが開催されることもあり外国人観光客が増加しており、都市部の宿泊施設では客室不足となっている。その対策として、Airbnbなどの民泊が注目されているが、清掃や予約管理、宿泊者案内といった、物件オーナーの管理業務負荷の高さが課題となっているとシュフティは説明する。
そこで今回の提携を通じて民泊運営者の負担を減らし、外国人インバウンド観光客に対してスムーズな宿泊先の提供を目指すとともに、自宅だけにとらわれない柔軟な働き方を探すクラウドワーカーへの新たな仕事の機会提供を目指すとしている。
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