サムスンが「Amazon Echo」や「Google Home」の競合製品となる独自の音声アシスタントスピーカの開発に取り組んでいるとみられることが、米国連邦通信委員会(FCC)への提出書類から推測されている。ニュースサイトのAusdroidが公開された書類を発見した。
FCCへの提出書類には、「Samsung Scoop」と呼ばれるらしい、小型の白いスピーカの画像が複数含まれている。
また、添付の文書によると、このスピーカはマイクとBluetoothを内蔵する。ここから見て、Amazon Echoのように音声コマンドを受け付け、スマートフォンとも接続できる可能性がある。提出書類には具体的な機能の記述がないため、このScoopがどのような種類のコマンドあるいは情報に対応するのかは不明だ。
Scoopの正確な寸法も示されていない。ただ、リストストラップが付属するところを見ると、持ち運び可能なサイズと考えられる。
Amazonは、音声アシスタント機能を備えたスピーカであるEchoをヒットさせている。これは同社の人工知能(AI)ソフトウェア「Alexa」により、自然言語のコマンドで天気予報をチェックしたり、次に再生する曲を決めたり、Uberに配車を依頼したりできる製品だ。
また、Googleもスマートホームに関心を見せており、5月にはスピーカ型端末のGoogle Homeを発表している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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