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日本では9月に発表、SIMフリースマホ「ZenFone 3」--目指したのは時計のような高級感

坂本純子 (編集部)2016年08月25日 09時35分
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 日本でもSIMフリースマホとして人気を集めている、台湾メーカーASUSのスマートフォンZenFoneシリーズ。7月にグローバルで発表された「ZenFone 3」は、「ZenFone 2」から大きくデザインチェンジし、背面にガラスを用いた高級感のあるものになっている。

ZenFone 2(左)とZenFone 3(右)
ZenFone 2(左)とZenFone 3(右)
ASUSの本社は、台北市内から電車または車で約40分ほどの台北市にある
ASUSの本社は、台北市内から電車または車で約40分ほどの台北市にある
受付の前にあるマザーボードでできたモナリザのオブジェがポケストップになっていた。ただし、アポイントメントなしで入れる場所ではない
受付の前にあるマザーボードでできたモナリザのオブジェがポケストップになっていた。ただし、アポイントメントなしで入れる場所ではない

 台湾貿易センター(TAITRA)は、日本のプレス向けに同社が主催するアワード「台湾エクセレンス」の取り組みを紹介するプレスツアーを実施。台湾エクレンスの常連であり、2016年度も金賞を受賞しているASUSで、最新のスマートフォンZenFone 3のデザインコンセプトについて取材した。

 ZenFone 2とZenFone 3のデザインを担当したASUS Senior EnginnerのRossi Lin氏は、ZenFone 2からの大幅なデザイン変更について、高級感と使いやすさを追求した結果と話す。同氏によれば、目指したのは金属とガラスを組み合わせた高級時計のような高級感だという。

 実際に金属とガラスを組み合わせた場合、高級感はあっても厚みや重さが増すほか、電波が通りにくくなるアンテナの問題もあって現実には難しい。そこでヘアライン加工のようなデザインを施したフィルムとガラスを組み合わせた。

 プラスチックと塗装で仕上げたZenFone 2よりも、高級感を高めながら「厚さは30%、重さは10%削減できた」と説明した。

金属+ガラス(右)とフィルム+ガラス(左)。ガラスと組み合わせたときに見える理想的なヘアラインの深さとピッチを追求し、100種類以上のサンプルを作って試したという
金属+ガラス(右)とフィルム+ガラス(左)。ガラスと組み合わせたときに見える理想的なヘアラインの深さとピッチを追求し、100種類以上のサンプルを作って試したという
ヘアライン加工のようなデザインを施したフィルム
ヘアライン加工のようなデザインを施したフィルム
ZenFone 2とZenFone 3のデザインを担当したRossi Lin氏
ZenFone 2とZenFone 3のデザインを担当したRossi Lin氏

 ZenFone 2(5.5インチモデル)は、厚さは3.9〜10.9mm、重さは170gだ。Zenfone 3では、厚さ7.69mm、重さは5.2インチモデルが144g、5.5インチモデルが155gとなっている。

 ZenFone 2では、背面カメラの下にボリュームボタンを配置。自然と人さし指がくる位置にボリューム調節ができるようになっていた。今回のZenFone 3ではボリュームボタンはサイドに変更し、背面カメラの下には指紋認証のセンサが搭載されている。

ZenFone 3はサイドに音量ボタンが付いた
ZenFone 3はサイドに音量ボタンが付いた

 これについて、社内でもディスカッションを繰り返したことを明かし、「ポケットから取り出したとき、ロックの解除が最初の動作になる。ユーザーのニーズや使いやすさを考慮して、背面に指紋認証のセンサを配置した」と説明した。

 試作の段階ではホームボタンに指紋センサを搭載したものも検討しており、そのプロトタイプを公開した。

表に指紋センサのついたプロトタイプ
表に指紋センサのついたプロトタイプ
数多くの試作品を作ったという
数多くの試作品を作ったという
同じように見えるが、プラスチックの色見本
同じように見えるが、プラスチックの色見本

 ZenFone 3は、Qualcommの「Snapdragon 625」を搭載し、5.2インチ フルHDモデルが、7990台湾ドル(約2万5000円)、5.5インチモデルは9990台湾ドル(約3万1600円)だ。今回の取材で、9月に日本で発表会を予定していると明かしており、いよいよ日本でもSIMフリー端末のラインアップとしてZenFone 3が加わることになりそうだ。

USB Type-Cコネクタを使用
USB Type-Cコネクタを使用
純正のケースも用意している
純正のケースも用意している
時刻などが見やすい純正ケース。こちらはすでに発売済みだ
時刻などが見やすい純正ケース。こちらはすでに発売済みだ
着信などがあったとき、ケースのふちが美しく光るケースも。台湾でも未発売で、今後発売予定だ
着信などがあったとき、ケースのふちが美しく光るケースも。台湾でも未発売で、今後発売予定だ

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