Alphabetの研究開発部門Xは米国時間8月23日、Tom Moore氏を同部門の最も有名な取り組みの1つを率いるチームリーダーとして新たに任命した。
Moore氏が引き継ぐのは、気球を使って全世界をインターネットに接続することを目指す「Project Loon」である。
Project Loonが始動したのは2013年。最初のテストとして、ニュージーランドでパイロットプログラムが始まった。Alphabetはその後、インドネシアやプエルトリコなどの他の地域でもテスト気球を飛ばしている。
これまで同プロジェクトを統括していたMike Cassidy氏はX(「ムーンショットファクトリー」とも呼ばれる)にとどまり、衛星ブロードバンドサービスプロバイダーWildBlue Communicationsの共同創設者であるMoore氏が9月中旬に Loonのゼネラルマネージャーに就任するのに伴って、新しい研究プロジェクトに従事する予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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