欲しかったサムスンの高価なスマートフォンが、元の価格より手ごろな価格で近く入手できるようになりそうだ。
サムスンはスマートフォンの再生品販売プログラムを早ければ2017年にも開始する予定だと、Reutersが8月22日に「この件を直接知る人物」の話として報じた。
報道によると、高価な新型端末「Galaxy Note7」を発売したばかりのサムスンは、現在の好調な業績を維持し、コスト効率を高める方法を検討しているという。世界のスマートフォン市場の成長が鈍化するなか、サムスンはこの停滞の波をうまく切り抜け、7月には過去2年間で最高益を計上しており、今後もその勢いを維持したい考えだ。再生品の販売プログラムは同社が製造する端末1台あたりの利益を増やすことになる。
サムスンは、1年ごとのアップグレードプログラムによってユーザーから返却されたハイエンド端末を整備した上で、価格を下げて再販売すると報じられている。競合のAppleはすでに同様のプログラムを実施している。再生品のサムスン端末がどの程度値引きされるのか、また、どの国で再販売されるのかは現時点では不明だ。
同社の広報担当者はこの件に関し、「サムスンはうわさや憶測に対してコメントはしない」とコメントした。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?