インターネット、あるいは少なくとも、それを支える物理的なインフラの分布をマッピングすることを目指すクラウドソースプロジェクトが進行中だ。
「The New Cloud Atlas」プロジェクトでは、「クラウド運営で物理的に重要な」あらゆる地点をマッピングする作業が進行中だと、同プロジェクトのサイトに記されている。つまり、データセンター、接続ケーブル、インターネットエクスチェンジ、スイッチといったあらゆる情報が共有のグローバルマップ上に一元的に集約されるということだ。
The New Cloud Atlasというプロジェクト名は、1896年に出版された「International Cloud Atlas」(国際雲図帳)を思い起こさせる。これは世界気象機関(WMO)が編纂したもので、初版は各国の観測所が気象データを共有するとともに、国境線を越えた気象システムの追跡を可能にした。
この新プロジェクトは、由来となった元の名前とは実質的に異なるものの、その精神は引き継がれているようだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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