米政府は米国時間8月10日、「Facebook Messenger」を使って人々が政府にコメントを送信できる新たなボットを公開した。
ホワイトハウスの最高デジタル責任者(CDO)を務めるJosh Goldman氏は10日、「ホワイトハウスのMessengerボットは、この種のサービスとして世界初の試みであり、最も親しい友人にメッセージを送るのと同じく、政府にも気軽にメッセージを送ることができるようになる」と、公式ブログの記事で述べた。
このボットは、Barack Obama大統領からの回答をアルゴリズム的に生成するわけではなく、米政府とメッセージをやりとりするために別のウェブサイトに移動する手間を省くものにすぎない。
これまで、Facebook上に投稿された政治的なメッセージに納得がいかない場合、国民は米大統領に率直な意見を伝えるために、同サービスから離れてWhitehouse.govのサイトに移動する必要があったが、今後はその必要がなくなる。
このボットを使用するには、ホワイトハウスのFacebookページで「メッセージ」をクリックする。Messengerアプリからアクセスすることも可能だ。
Goldman氏は、「こうした新しいコミュニケーション手段に後れを取らないようにするのも、ホワイトハウスにおけるわれわれの仕事の1つだ」と述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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