Microsoftは2015年11月のアップデート(1511)や最初のWindows 10リリース(1507)をまだ使用しているユーザーにも累積アップデートをリリースした。それらのアップデートは10586.545(1511を使っているユーザー向け)と、10240.17071(1507を使っているユーザー向け)だ。
1511を使っているユーザー向けの修正には、以下のものが含まれる。
- 端末がさらに時間をかけてコネクテッドスタンバイモードから復帰できるようにすることで、信頼性を向上。
- 「Bitlocker」を有効化した一部端末でBitLockerのパスワード入力画面が表示されない問題に対処。
- 「Inline Frame」(IFrame)内のスクロールバー使用時に「MouseUp」イベントと「MouseDown」イベントが正常に動作しない問題に対処。
- Internet Explorer 11でブラウザウィンドウのサイズを変更すると、コンテンツの表示が遅れる問題に対処。
- 「Remote Assistance」機能を実行すると、端末上で特殊なキー入力やマウスクリックが機能しない問題に対処。
- 「Web Graphics Library」(WebGL)で、マルチピクセルポイントのレンダリングに関連する問題に対処。
- 一部の端末でコネクテッドスタンバイモードからスリープモードへ移行できない、アップデートがインストールされないなどの問題や、Internet Explorer 11に関連するその他の問題に対処。
- Internet Explorer 11、Microsoft Edge、カーネルモードドライバ、Windows認証方法、「Microsoft Graphics Component」、カーネルモードのブラックリストへのセキュリティアップデート。
依然として古いWindows 10を使用しているユーザー向けの修正は以下の通りだ。
- Internet Explorer 11とWebDAV共有の信頼性を強化。
- Bitlockerを有効化した一部端末でBitLockerのパスワード入力画面が表示されない問題に対処。
- Inline Frameでスクロールバーを使用すると、「MouseUp」や「MouseDown」イベントが正常に動作しない問題に対処。
- Internet Explorer 11でブラウザウィンドウのサイズを変更すると、コンテンツの表示が遅れる問題に対処。
- 「DNS Subnet Prioritization」で、ネットワークの接続性に影響していた問題に対処。
- 「Windows OLE」のドラッグアンドドロップ機能で、複数のアイテムを1回の操作でダウンロードできない問題に対処。
- 「Daylight Saving Time」(DST、夏時間)の変更に関する問題、アップデートがインストールされない問題に対処。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。