Facebookは米国時間8月3日、大規模なハードウェア研究施設をメンロパークにある同社オフィスに開設したと発表した。ハードウェアの開発作業の迅速化と効率化を図る狙いだ。
Area 404と呼ばれる2万2000平方フィート(約2044平方メートル)の敷地は、Facebookのすべてのハードウェアチームを収容できるだけの広さがあり、Facebook製品のモデリング、プロトタイピング、障害解析の大部分が行われる予定だ。レーザーなどを利用したインターネット接続技術に取り組むConnectivity Labチームや、仮想現実(VR)製品に取り組むOculusチームなどが含まれる。
ハードウェア開発部門を1つの巨大な敷地に統合することで、製品の開発時間が短縮されるとFacebookは述べた。各チームが「同じ敷地内で作業する過程の中で社員が互いから学び、協調的に作業を進めることになる」という。同施設は、専用の装置がセットアップされた環境でデザインをテストしてバグを修正するチームを収容する電気工学研究施設と、さまざまな工作機械を収容するプロトタイピングワークショップという2つのメインエリアで構成される。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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