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次期iPhoneは9月9日予約開始、9月16日発売か--Appleニュース一気読み

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 7月26日~8月1日のAppleに関連するCNET Japanのニュースをまとめた「今週のAppleニュース一気読み」。

Appleの2016年第3四半期決算、落ち込む中国、唯一の増収は日本

アップル、大中華圏の売上高が激減
アップル、大中華圏の売上高が激減

 Appleの2016年第3四半期決算が発表された。前四半期にiPhoneの販売台数・売上が前年同期比で減少したが、そのトレンドは継続している。

 Appleの総売上は、424億ドルで前年同期比15%減。また純利益は78億ドルで前年同期比27%減。アナリストの予測はいずれも上回っていた。

 特に深刻なのは中国市場で、収益は前年同期比33%減だ。下落幅を1桁台に抑えた欧州に2位の市場の座を譲り、3位に転落した。ちなみに日本市場のみが増収となり、35億ドルを計上している。

 個別の製品について見ていくと、よさそうなのはサービスとApple Watchということになりそうだ。

 iPhoneの販売台数は4040万台で、2014年第4四半期以来の低調さだった。しかしこの数字は、製品の平均販売価格と引き替えに得た苦し紛れの数字にも見える。

 Appleは販売価格を大幅に下げたiPhone SEを発売し、好調であるとしている。641ドルを誇っていた前四半期の平均販売価格は、第3四半期になり595ドルへと急落した。アナリストの予測は606ドルであったことから、われわれが考える以上にiPhone SEが好調である。

 ただ、iPhoneの台数の増加は、必ずしも直近のiPhoneの平均単価を食うだけではない。Apple Music、Apple Pay、iCloudなどを含むインターネットサービスは、前四半期とほぼ変わらず、前年同期比と比べて19%の増加となった。Tim Cook氏は2017年にも、サービスの売上だけで、米国Fortune 100企業の規模に到達するとの見込みを示しており、より長期的な収益性の向上に寄与することが考えられる。

 興味深いのはiPadとMacの関係性だ。9.7インチのiPad Proの登場は、Macの販売台数を減少させている可能性を、向こう2四半期程度の間に指摘できるようになるかもしれない。

 Appleは、6億台とも言われる5年以上古いPCのリプレイスに最適として、9.7インチサイズのiPad Proをリリースした。キーボード内蔵のカバーSmart Keyboardと、Apple Pencilが利用できる高付加価値のタブレットとして、戦略的な製品となる。

 9.7インチiPad Proの投入は、1000万台前後というiPadの販売台数を押し上げることはなかったが、iPadの平均販売価格は430ドルから490ドルへと向上した。そのかわり、ここのところ500万台の売上を実現してきたMacは、予測を下回る430万台へと落ち込んできる。

 MacとiPad Proの関係性を指摘するには時期尚早だが、今後、顕在化してくることになると考えている。

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次期iPhoneは9月9日予約開始、9月16日発売?

 世界的な経済状況やスマートフォン需要を考えると、Appleの決算の下落トレンドを食い止める役割を、2016年の新型iPhoneに託すのは酷かもしれないが、主力製品であるiPhoneのリリースが重要であることに変わりない。

 iPhoneの日程については、例年通り9月中旬の発売となることが予測されている。

 リーク情報の信頼性で定評があるEvan Blass氏(@evleaks)によると、「iPhoneの予約開始は9月9日であると確認した」とツイートした。そこから考えられるiPhone発売に関する日程は、9月5日月曜日にイベント開催、9月9日金曜日に予約開始、9月16日に発売というものだ。

 ただし、米国では9月5日月曜日はLabor Day(9月の第1月曜日)の祝日であることから、翌9月6日火曜日のイベント開催になるのではないかと予測する。

 例年、9月第3金曜日から第4金曜日の発売となるiPhoneだが、2016年は第5金曜日まである。今回の日程が正しいものであれば、例年より1週間近く多いの販売日数を、2016年第4四半期に含められる。

 2015年のiPhone 6s発売では、最初の週末に1300万台のiPhone販売を達成している。Appleが前年同期比でiPhoneの販売台数を上向かせる可能性を含ませる日程を組んでくるとすれば、どれだけ多くのiPhoneを発売時に製造しておけるかがポイントになるだろう。

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Appleの自動車プロジェクト

 Appleで噂されている自動車プロジェクト「Titan」に関連する人事の動きが2件報告されている。

 1つは、プロジェクトを総括する責任者に、Bob Mansfield氏が任命されたことだ。

 Mansfield氏は、1999年に当時副社長を務めていたRaycer GraphicsをAppleが買収して以来、AppleでMacとデバイスエンジニアリングに関する中心人物として活躍してきた。2012年6月にはAppleを引退すると発表があったが、一転、その後もテクノロジ担当上級副社長としてAppleに留まり続け、2013年7月からはTim Cook CEO直下の特別プロジェクト担当を務めてきた。

 また、2016年に入って、Appleは、BlackBerryの車載ソトウェア部門QNXのCEOであったDan Dodge氏を雇用していたと報じられている。前述のMansfield氏のチームに属しているという。

 この変化は、Appleが、自社の自動運転電気自動車の開発から、車載デバイスの開発へと、その領域を広げようとしていることがうかがえる。

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