中国のライドシェアリング企業Didi ChuxingとUber Chinaが合併する。それぞれ280億ドルと70億ドルと評価される両社が合併することで、合併後の企業の評価額は350億ドルとなる。
Uberはこれに関するコメントを避けたが、ある匿名情報筋によると、Uber Chinaの株主らは新会社の株式の20%を保有することになるという。
今回の契約の一環として、DidiはUberのグローバル事業に10億ドルを出資する。
今回の合併に先立ち、2月にはUberが中国で競合他社に対する競争力を強化するために毎年10億ドルを投入していることが明らかになっていた。
また5月には、AppleがDidiに10億ドルを出資した。
Didiによると、同社の1日あたりの乗車回数は1100万回を超えており、中国ライドシェアリング市場の87%を占めるという。2015年には乗車回数が、Uber Chinaの6倍に相当する10億回を超えた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス