Googleの親会社であるAlphabetは米国時間7月28日、第2四半期決算(6月30日締め)を発表した。振るわなかった第1四半期から回復し、予測を上回る業績を上げた。
純利益は48億8000万ドル(1株あたり7ドル)だった。トラフィック獲得コスト(TAC)を含む売上高は前年同期比21%増の215億ドル、非GAAP利益は1株あたり8.42ドルだった。
ウォール街の予測は、売上高207億7000万ドル、1株あたり利益8.04ドルだった。TACを除く純収益は、169億ドル以上と予測されていた。AlphabetのTACを除く売上高は175億3000万ドルで、その予測を上回った。
「前年同期比で21%増、為替変動の影響を除けば25%増という素晴らしい第2四半期業績結果は、モバイルや動画といった急速に拡大する分野に対するわれわれの長年にわたる投資がうまく実を結んだ結果である」とAlphabetの最高財務責任者(CFO)を務めるRuth Porat氏は声明で述べた。
エンタープライズクラウド、ソフトウェア、データ管理製品の多くを含むGoogleの売上高は213億1500万ドルとなり、第2四半期売上高の大部分を占めた。前四半期の200億9100万ドルから増加している。
Googleのクリック単価(CPC、広告クリック1回あたりの利益)は、前年同期比で2%減少した。
「Nest」や「Fiber」のほか、Alphabetのヘルスケア関連の取り組みやその他の投機的なプロジェクト(「ムーンショット」)を含むOther Bets部門の売上高は1億8500万ドルで、営業損失は8億5900万ドルだった。前四半期の営業損失は8億200万ドルだった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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