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DMM.comラボ、時空間解析技術をアトラクション向けVRに応用--東京大学と共同で

藤井涼 (編集部) 飯塚 直2016年08月02日 11時00分
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 DMM.comラボは8月2日、東京大学情報理工学系研究科と社会連携講座「時空間解析(マルチモーダル)技術の応用研究」を開設したと発表した。同講座は、時空間解析技術を用いた、ディスプレイやアトラクション向けのVR応用開発を目的としており、3年間で約1億円の研究規模で実施されるという。

 DMM.comラボでは、これまで大規模ウェブ開発の経験をビジネスに生かして、多様なサービスを開発。昨今では、ビッグデータ解析やIoTなど幅広く技術研究をしている。一方の東京大学情報理工学系研究科は、高速画像処理、音声音響信号処理、触覚情報処理、VR、ネットワークコンピューティングなどの技術基盤の上に、世界最先端の時空間信号の解析・活用技術を開発している。

 同講座では、両者の強みを生かした新たなVRユーザー体験や、日本のエンジニアがグローバル市場に向けたモノづくりができる環境を提供したいとしている。具体的には、インタラクションを加速させる技術側面に着目し、テーマパークやショッピングモールなど商業施設向けに展開(アトラクションやサイネージとしての応用展開)するイメージだという。

 DMM.comラボ CTOの城倉和孝氏は「世界最先端のテクノロジで、現実世界をバーチャルに再現する東京大学情報理工学系研究科の研究は、ライフスタイルに変化をもたらす革新的なもの。私どものビジネス経験を生かし、この技術をエンターテイメントの世界に取り入れて、今までにないVRサービスを提供したいという想いから、今回の社会連携講座を設置するに至った。アウトプットはグループ会社DMM.futureworksと連携して、日本市場だけでなく海外市場への展開も計画しいる」とコメント。

 DMM.futureworks代表の黒田貴泰氏は、「いま国内外のテーマパーク・ショッピングモールを含めたあらゆる商業施設の呼び水として、既存の常識を覆すような『体験』が求められている。東京大学情報理工学系研究科の基礎研究・応用研究にはまさにそういった体験価値に寄与する技術が数多く存在する。それをジャパンメイドとして世界中の商業施設にアウトプットすることが、我々の短期的な目的」と話した。

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