待望の位置情報ゲーム「Pokemon GO」の配信がついに日本でもスタートした。CNET Japan編集部のある九段下~神保町界隈を歩き、実際にプレイした。
ポケモンの捕まえ方から、マクドナルドをはじめとする一部スポットで「ジムバトル」をしたり戦う陣営を選べたりできるトレーナーレベル5になるまで試した印象をお伝えする。
学生の多いこの界隈は、リリース直後にもかかわらず、道すがらPokemon GOをプレイする人たちであふれていることに驚いた。文字を打つ際のフリックの動きと異なり、プレイ中は指の動きに特徴が出る。
話しかけてみると「すごく楽しい」といった声や、「夏休みはこれでつぶれるかも」「懐かしい」といった声が聞かれた。
Pokemon GOはARボタンのオン・オフによって、モンスターとの戦いを現実の世界と重ねられ、これまでにない新感覚のゲームが楽しめるのも特徴の一つだ。それゆえに、画面に夢中になりすぎて思わぬ事故になることや公共でない敷地への不法侵入といったことも懸念されている。
つい画面を見ながら歩きがちだが、プレイする際には、立ち止まる位置、立ち入る場所などマナーや事故に十分留意したい。
なお、編集部2名で試したところ、iPhone 6sでおよそ2時間弱から2時間強でバッテリが切れた。じっくり楽しみたいときは、モバイルバッテリを持参することをおすすめする。
◆街に出る前に気をつけたいこと◆
・つい夢中になりがちだが、歩きながらのスマートフォンと立ち止まる場所、立ち入る場所などマナーに注意
・バッテリの消費が早いので、じっくり楽しみたいときはモバイルバッテリを忘れずに
神保町~九段下界隈は、位置情報を使ったゲーム「Ingress」でも「ポータル」と呼ばれるスポットが数多くあるが、Pokemon Goでも同様に「ポケストップ」と呼ばれるスポットが数多く配置されている。
公共のアート作品、歴史的なスポット、博物館や遺跡など、人々が関心を持つような場所(ランドマーク)が指定されており、マップ上の水色の四角いアイコンが目印だ。
このポケストップにいくと、モンスターを捕獲するための「モンスターボール」や経験値などゲームを進める上で必要なアイテムを入手できるため、ポケストップへのアクセスはプレイの基本とも言える。
街を歩きながらポケストップにアクセスしたり、時々遭遇するポケモンと戦っていろいろなポケモンを捕獲したり、トレーナーとしてのレベルを上げたりするのが基本的な流れだ。
ポケストップに近づくと四角が開き、@のようなアイコンに変わってスポットの説明が出てくる。中心部をスワイプすると、アイテムや経験値が得られる。するとオブジェは水色から紫に変わり、5分程度アクセスできなくなる。そのあたりもIngressの経験があるなら似ていると感じるだろう。
なお、ポケストップは自分の周りに表示される枠内しかアクセスできないが、ポケモンは画面内でタップできれば攻撃できる。
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