KDDIと沖縄セルラー電話は7月21日、海外32の国・地域で、日本と同じようにデータ通信を利用できる「世界データ定額」を、7月22日より提供すると発表した。
世界データ定額は、ユーザーが契約中のデータ定額プランの容量そのままで、海外でも利用できる通信サービス。対象国は、アメリカ、アジア、アフリカ、ヨーロッパ、オセアニアの32の国と地域で、日本人の海外渡航先の約7割に相当するという。
料金は1日あたり980円。専用の「世界データ定額」アプリ(iOS/Android)もしくは、ウェブブラウザで「利用開始」ボタンをタップするだけで使用可能。なお、使いすぎ防止を目的として、サービス利用開始後、24時間経過後に自動終了し、自動更新は実施しない。
またアプリでは、海外でのデータ通信利用に対する「設定方法がわからない」、「どのくらい使ったかわからない」といったユーザーの不安の声に応え、渡航前の簡単な初期設定、残り時間の表示、渡航先での料金を通知する機能を搭載している。
さらに、アプリの「国・地域情報」から、外務省の渡航注意情報や「トリップアドバイザー」が提供する各国のホテル、レストラン、観光情報の閲覧にも対応する。
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