ジョルダンと富士通は7月19日、スマートフォンアプリ「乗り換え案内」にて、AIを活用した列車の遅延時間を予測する機能を提供し、ユーザーの行動選択を支援する実証実験を7月19日~9月末の期間で実施すると発表した。
この実験では、列車の遅延時間の予測情報を提供することで、利用者の行動選択に対する支援の有効性と、列車の遅延時間を予測する機能の有効性を確認する。対象路線は、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県を通る138路線。
列車の遅延時間の予測は、ユーザーによる運行情報の過去の投稿と鉄道運行情報をもとに、富士通のAI技術「Zinrai」を使って機械学習させることで、現在の投稿情報と運行情報から刻々と変化する遅延時間を予測する。情報は、クラウドサービス「FUJITSU Intelligent Society Solution SPATIOWL」から提供され、乗換案内の検索結果として表示される。
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