Googleは米国時間7月12日、「Project Fi」の国際的なデータ速度を高めるため、同サービス用セルラーネットワークにThreeを加えたと述べた。
Googleはブログ投稿で「ThreeがProject Fiネットワークに加わったことで、これまでよりも10~20倍高い速度を提供できるようになった」と述べた。「また、これまで同様、米国外とのデータ送受信に追加料金は発生しない」(Google)
Googleが2016年4月に初めて提供開始したProject Fiは、使用した分だけ課金される音声通話およびデータ通信プランである。GoogleとProject Fi加入者の両方のコストを抑えるために、Wi-Fiネットワークを主に利用する。
同プランの最低基本料金は月額20ドルで、これで音声通話、テキスト、Wi-Fiテザリングのほか、135カ国を超える国々への通話が可能である。セルラーデータ1Gバイトあたり10ドルのフラットな追加料金プランも用意されている。ただし、未使用データ分は繰り越しでき、ユーザーが使用しなかった分に対して支払うことは決してないという点が、このプランを魅力的なものにしている。
しかし制約として、Project Fiは「Nexus 5X」や「Nexus 6P」など、Googleが設計した限られた種類の端末にしか対応していない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス