Windows 10とAndroidのデュアルブートに対応し、「ニンテンドーDS」風の2画面を搭載する携帯ゲーム機「PGS」が、クラウドファンディングサービス「Kickstarter」に登場した。現時点で不完全なプロトタイプしかできていないようだが、実現されたら魅力的なので紹介しておこう。
PGSは、ニンテンドーDSのように2つの画面を持つ、ポケットに入れて持ち運べる程度の大きさのモバイルデバイス。ゲームをプレイするのに便利なボタンなども備え、Windows 10用ゲームが動かせる。ゲーム以外の各種Windowsアプリの利用も可能。
さらに、Android 6(開発コード名「Marshmallow」)もブートできて、スマートフォンのような使い方にも対応している。
操作パネル側に設けられる補助画面は、タッチパネル付き4.5インチ画面。Windows 10のセカンドディスプレイとして使えるほか、タッチパッドやキーボードとしても機能する。ゲームやビジネスアプリ、スマートフォンなど、使い方に応じてモードを切り替えるとよい。
WindowsとAndroidの機能で満足できなければ、「PlayStation 4」および「Xbox One」と連携するストリーミング機能が使える。これにより、多種多様なゲームのプレイが可能になる。
PGSには、下位モデル「PGS Lite」と上位モデル「PGS Hardcore」が存在する。プロセッサは、いずれもクアッドコアの「Intel Atom x7 z8750」(動作周波数2.56GHz)。無線LAN(IEEE802.11abgnac)とBluetooth 4.0に対応し、最大512GBのmicro SDの利用が可能。USB 3.0(host)ポートも備える。
そのほかの主な仕様は以下のとおり。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間7月31日まで。記事執筆時点(日本時間7月4日14時)でキャンペーン期間は26日残っているが、すでに目標金額10万ドルの2倍近い約19万5000ドルの資金を集めている。
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