Facebookが麻薬捜査に関連する「WhatsApp」のメッセージ開示を求める連邦政府命令を繰り返し無視したことを受けて、ブラジルの裁判所は1950万レアル(607万ドル)相当のFacebookの資産を凍結した。
Reutersの米国時間6月30日の報道によると、それらのメッセージには、ブラジルのコカイン密輸グループとボリビア、パラグアイ、スペインの現地協力者を結びつける証拠が含まれている可能性があるという。
ブラジルの警察当局はWhatsAppにメッセージの開示を繰り返し求めてきたと、Reutersは伝えている。裁判官は要請に従う意思がないと判断し、親会社Facebookがブラジルの銀行に預けている資産を凍結した。Reutersの報道によると、凍結資産額はこの5カ月間に発生した罰金に相当するという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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