モリサワは6月29日、さくらインターネットと協業し、「さくらのレンタルサーバ」利用者向けに、ウェブフォントを提供すると発表した。
さくらのレンタルサーバでWordPressを利用する際、モリサワのウェブフォントサービス「TypeSquare」で提供中の書体の中から、30書体を追加料金なしに利用できる。
TypeSquareは、さまざまな書体をウェブフォントとして利用できるサービス。さくらのレンタルサーバを申し込む際の「初期ドメイン」や、60種類から選べる「さくらのサブドメイン」、ユーザー自身で取得した「独自ドメイン」のいずれかを対象に、月間2.5万PVまでフォントを配信できるという。
さくらのレンタルサーバでは、アプリケーションを最短2分でインストールできる「クイックインストール」機能を提供している。同機能でWordPressをインストールした場合、デフォルトでモリサワのウェブフォントが利用できるプラグインが同梱されており、最小限の手続きで利用できる。
さくらインターネットでは、ウェブ制作会社のほか個人でも手軽にウェブフォントを導入できるようになるため、SEOやデザインに配慮したウェブサイトの制作に活用できるとしている。今後は、WordPress上に限らず、静的HTMLでも利用できるよう対応範囲の拡大や、PV数の多い大規模なウェブサイトでも利用できるようにプランの拡充を目指す。
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