アプリのアイデアはあるが、どうやってアプリを作成するのかまったくわからないという人を対象に、Googleが講座を用意した。
米国時間6月22日に提供開始された「Google Android Basics Nanodegree」は、初心者を対象にJavaで簡単な「Android」アプリを作成する方法を教える。受講にあたっての前提条件はない。Googleによると、対象者はスマートフォンでウェブを閲覧したことがあるすべての人だという。
Nanodegreeを構成する個々のコースのすべてがオンラインで無料提供されるとGoogleは述べている。一方、「Udacity」では追加の有料サービスが提供されている。
Googleが作成したコース教材は、学習プラットフォームUdacity上に提供されている。この教材は、「Android Nanodegree for Beginners」などの以前のプログラムを基に作成されている。基本コースは、週に6時間受講した場合に4週間で完了し、完了時には「Android Studio」に2つの基本的なアプリが完成されている状態になる。
3つの講義、2つの実習、そして複数のプロジェクトで構成されるこのコースを通して受講者は、スコアをカウントするアプリ、クイズアプリ、単一画面のアプリなど、簡単なアプリを作成する。
講義内容には、XMLを用いたデザインレイアウト、Javaを用いてアプリをインタラクティブにする方法、「Android Framework」と「Control Flow」を利用したオブジェクト指向プログラミングの概念紹介などが含まれる。また、ウェブAPIの操作方法やSQLiteデータベースの使い方も学習する。
Udacityによると、有料のAndroid Basics Nanodegreeは月額199ドルだという。
またGoogleは、この初心者コースを修了した先着50人の受講者に、「Career-track Android Nanodegree」の無料受講資格を提供する。
この新しい初心者コースは、2015年に提供開始された既存の「Google Android Nanodegree」コースをベースとしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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