消費者庁は6月22日、マイクロソフトの最新OS「Windows 10」について、無償アップデートにおける「確認・留意が必要な事項」を発表した。Windows 10のアップデートに関して想定される事象や留意事項を挙げている。
マイクロソフトは、パフォーマンス向上やセキュリティ機能の強化を理由に、Windows 7/8.1からWindows 10への無償アップグレードを推奨している。
ただし、現在のアップデートスキームは、実施予定日をあらかじめポップアップで通知した上で、ユーザーが日程の変更やキャンセルしない限り、予定日に自動的にアップデートが開始する仕様になっている。
消費者庁では、アップデート時に「電源を切ったことでPCが起動しなくなる」ほか、アップデートにより「ソフトウェアや周辺機器が対応していないため使えない」「PCが古いため正常に動作しないなどの不具合が生じた」とした現象に遭遇する恐れがあるとしている。
そのほか、アップデート中はPCが利用できないこと、アップデートの予約変更、予約キャンセルの手順、Windows 10から元のOSに復元できることなどを記している。
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