音楽の楽しみ方はさまざまだが、バスドラやベースの重低音を体で感じられるライブは格別だ。家庭のオーディオ機器でも低音再生が可能なウーファーを使えば、近所迷惑になりそうな迫力が出せる。しかし、外出中に使うヘッドホンやイヤホンだと、耳で低音を聴くだけで体感はできない。
そこで、リストバンド型サブウーファー「Basslet」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
Bassletは、ウェアラブルなサブウーファーといったデバイス。腕時計のように腕に巻きつけると、スマートフォンや音楽プレーヤなどで再生した音楽の低音が腕に伝わる。周波数10Hzから250Hzの音を伝えてくれるので、ドラムのキックや、目立たないけれど美しいベースラインもビートとして感じられる。
Bassletは、専用の無線アダプタを介して低音部を再生する。このアダプタは、一般的な3.5mmプラグと3.5mmジャックを備え、イヤホンと音楽プレーヤなどの間に挟むように接続して使う。Bluetoothイヤホンには対応していない。
3.5mmジャックがあるデバイスであれば、スマートフォンや音楽プレーヤ以外にも接続可能。例えば、ゲーム機に接続して仮想現実(VR)ゲームをプレイすると、爆発などの衝撃が体感できるようになり、没入感が高まるだろう。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間7月25日まで。記事執筆時点(日本時間6月22日16時)でキャンペーン期間は32日残っているが、すでに目標金額5万ユーロを上回る約6万3000ユーロの資金を集めている。
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