パイオニア、スマートフォンのためのテレビ用バータイプスピーカ--Miracast対応機も

 パイオニアは11月5日、テレビの前に設置して、スマートフォンなどに保存している音楽や写真、映像をワイヤレス再生することができる、バータイプのホームシアター「SBX-300」「SBX-N500」「SBX-N700」の3機種を発表した。

  • 「SBX-300」

 発売は11月下旬。11月6日より、パイオニアプラザ銀座において、SBX-300とSBX-N700を先行展示する。店頭想定価格は、SBX-300が2万4800円、SBX-N500が3万9800円、SBX-N700が4万9800円。

  • 「SBX-N500」

 SBX-300は、光ケーブル1本でテレビと接続し、映画やドラマ、スポーツなどテレビの音をサラウンドで楽しめるほか、スマートフォンに保存している音楽を、Bluetooth接続でワイヤレス再生することができる。

  • 「SBX-N700」

 SBX-N500、SBX-N700は、スマートフォンやタブレット端末の写真や動画、YouTube動画などをワイヤレスでテレビに映し出せる「Miracast」「Wi-Fi Direct」「YouTube Send to TV」に対応した。DLNA1.5にも準拠しており、ホームネットワーク内の音楽や映像などの再生が可能だ。テレビとはHDMIケーブル1本で接続できる。

 単品スピーカの技術を生かした「ワイドバンドフルレンジスピーカー」を搭載。気流によるノイズを抑える「エアロノイズレスポート」採用により、クリアな低音を実現した。低音と中高域の音のズレを補正する「フェイズコントロール」を搭載し、SBX-N700にはワイヤレス伝送時の音のズレを補正する「フェイズコントロール for ワイヤレス」を搭載した。

 専用設計のツインサブウーファを内蔵し、ハイパワーで迫力の低音再生が可能。SBX-N700には、設置場所を選ばないワイヤレスサブウーファを付属しており、より迫力のある重低音再生が可能だ。

 テレビの付属リモコンで、電源のON/OFFやボリューム調整などの基本操作ができる他、SBX-N500、SBX-N700は、専用アプリ「Pioneer ControlApp」をインストールしたスマートフォンで、入力切り替えや音量調整などの操作ができる。

 スピーカバーのサイズはそれぞれ、高さ86mm×幅900mm×奥行き121mmで、重量はSBX-300が4.3kg、BX-N500とSBX-N700が4.4kg。SBX-N700付属のワイヤレスサブウーファーのサイズは高さ415mm×幅200mm×奥行き271mmで、重量は6.7kg。

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