洗濯物を畳んでくれるロボット「FoldiMate」--800ドル前後で2017年発売

 料理好きだけど後片付けが嫌い、という人は多い。こうした人の悩みは、食器洗い機の発明で解消された。同様に、洗濯は好きだけど畳むのが面倒と感じる人も多い。そんな面倒も、「FoldiMate」で過去のものになる。

洗濯物を畳む面倒が過去のものに(出典:FoldiMate)
洗濯物を畳む面倒が過去のものに(出典:FoldiMate)

 FoldiMateは、Tシャツやタオル、ズボンなどの洗濯物を畳んでくれるロボット。手作業に比べ3倍速いという1枚当たり10秒以内で、プロ並みに美しく畳むそうだ。時間が節約できて手間も省けるので、洗濯という家事の負担を軽減できる。

FoldiMateに任せて家事の負担を軽減(出典:FoldiMate)
FoldiMateに任せて家事の負担を軽減(出典:FoldiMate)

 さすがに、山積みにした洗濯物から取り出して畳む、ということはできない。乾いた洗濯物を分け、1枚ずつFoldiMateのクリップに挟んでおく事前作業が必要。ただし、クリップへの取り付けは5秒もかからず簡単に済むので、畳み役の友達に洗濯物を手渡しするような作業だという。

洗濯物をクリップに挟み、あとはお任せ(出典:FoldiMate)
洗濯物をクリップに挟み、あとはお任せ(出典:FoldiMate)
1枚10秒以内で畳まれる(左上から時計回り、出典:FoldiMate)
1枚10秒以内で畳まれる(左上から時計回り、出典:FoldiMate)

 畳んだ後は、スチームでしわ伸ばしまでできる。さらに、香りづけ、柔軟仕上げ、消毒までさせられる。

しわ伸ばしや香りづけなども(出典:FoldiMate)
しわ伸ばしや香りづけなども(出典:FoldiMate)

 1回に畳める洗濯物の枚数は、厚さに応じて変わり10枚から20枚。畳み終わったものは、10枚から30枚重ねておける。さまざまな種類の衣服に対応しているが、大きなシーツ、小さな靴下や下着は畳めない。

 まだ販売は始まっておらず、2017年に購入予約の受付を始める予定。価格は700ドルから850ドルになる見通し。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]