Appleが「Apple Watch」向けOSの最新版を披露した。この最新版をインストールすると、より瞬時にアプリにアクセスすることが可能になる。Apple Watchはアプリをメモリに格納して、バックグラウンドアップデートを提供し、サイドボタンからの起動を可能にすることで、これを実現する。
Appleのテクノロジ担当バイスプレジデントのKevin Lynch氏によると、「watchOS 3」はスワイプ操作や「Scribble」と呼ばれる機能に関して、「iOS」との調和性が高まるように設計されるという。Scribbleは、ユーザーが手書きしたメッセージをテキストに変換する。
高速返信機能も追加された。これら2つの改善点により、「Android Wear 2.0」との機能差が解消された。
Lynch氏によると、watchOS 3の使いやすさを高めることが全体的な狙いだったという。「われわれはお気に入りのアプリへのアクセスを極めて容易にした。『Digital Crown』の下のサイドボタンを押すだけで、Dockにアクセスできる。ユーザーはそこに表示させるアプリを選択することが可能だ」(同氏)
watchOS 3は米国時間6月13日、プレビュー版が開発者向けに公開された。watchOS 3をインストールすると、Apple Watchが新しくなったように感じられる、とLynch氏は述べた。
主な機能は以下の通りだ。
Appleはアクティビティアプリの刷新にも取り組んだ。フィットネスはApple Watchの主要な用途である。主な機能は以下の通りだ。
アクティビティ共有機能が追加され、結果が表示されるようになる。Apple Watchは究極のフィットネス端末である、と最高経営責任者(CEO)のTim Cook氏はWWDCの冒頭で述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?