持ち主の“個性”が詰まったスマートフォンのホーム画面を見せてもらう連載「ビジネスパーソンの『スマホ画面』」。第5回は、お隣韓国のニュースメディア「CNET Korea」の編集記者をしているゴン・ボンソクさんのスマートフォン画面を紹介しよう。
ホーム画面の配置については、韓国にiPhoneが上陸した2009年に購入した「iPhone 3GS」の頃からほとんど変えていないという。1ページ目は、ぼぼ標準搭載のアプリを並べており、使っていないものは「ユーティリティ」フォルダに入れている。ただし、あまりアイコンが並びすぎていると落ち着かないため、最後の6列目はあえて空けているのだという。
続いて、仕事に役立つアプリは2ページ目に、ゲームは3ページ目の画面に集約しているという。2ページ目の1列目は「ナビゲーション」がメイン。海外では「Google Maps」、韓国国内ではローカルの地図アプリを使い分けているが、海外で素早く使えるようにGoogle Mapsを目立つ場所に置いているそうだ。また、出張やプライベートで年2回以上日本へ行くため、日本の乗り換え案内アプリや路線図アプリなども使っている。
「Twitter」や「Facebook」などのSNSアプリ、「LINE」や「Facebook Messenger」などのモバイルメッセンジャーアプリ、CNET Koreaの公式Facebookページを管理するアプリなどは「Social」フォルダに収納している。その右隣には、文書ファイルを見られるビューアアプリを集めた「Viewer」フォルダや、携帯キャリアが配信するアプリを集めた「KT Util」フォルダなどを配置。航空会社の公式アプリや旅行会社のアプリ、空港ラウンジの情報アプリも欠かせないという。
また、海外へ行った際に、現地のプリペイドSIMを買って、使い勝手や価格についての体験レポート記事を執筆することも多いため、速度測定アプリやVPNアプリを使う頻度も高く、それらは「Net Util」フォルダに入れている。レビューする製品を管理するツールとしてはWunderlistを使っているが、入力自体はPCですることが多いとのこと。
このように、ゴンさんのアプリ配置のこだわりを紹介してきたが、最近はフォルダによるアプリ整理に疑問を感じるようになってきているとのこと。どこかで、すべてのアプリをフォルダから解放して、配置しなおしたいと考えているそうだ。
なお、CNET Koreaは5月28日に「2016 Wearable Run」という大規模なスポーツイベントを開催している。ウェアラブル端末を身につけてランニングするというユニークなイベントで、前年の倍となる約2000人が参加するなど大盛況だったという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
(1)Wunderlist(無料)
毎週1回以上はレビュー記事を書くことを目標にしているので、私の周りにはいつも色々な製品が転がっています。これを効率よく管理できる方法はないかと悩んでいたところ、とある先輩からこのアプリを紹介されて使い始めました。製品ごとに貸出期間とスケジュールを管理できるほか、締め切りをメールで知らせてくれるので非常に便利です。
(2)ATOK -日本語入力キーボード-(1600円)
もともとPCではグーグル日本語入力を使っていましたが、ATOKにも興味があったので2015年に購入しました。変換がスムーズで、日本の珍しい名字も一度に表示してくれるのでとても助かります。ATOK Passportも検討しましたが、外国語のWindowsでは使えないので非常に残念です。
(3)Evernote(無料)
普段は取材で自分のMacbook Airを使っていますが、レビューする製品の使用感を確認するために、別のノートPCやタブレット端末を持ち歩くこともあります。作成したテキストファイルを毎回Macbook Airにコピーするのは不便で、バージョン管理やバックアップにも問題が出るので、3年前からほぼEvernoteに移行しています。キーボードが使いづらいバスや電車の中でも、スマートフォンで文書を編集できるので助かります。
※アプリの価格は記事掲載時点