ヤフーは12月9日、「Yahoo!地図」のiOSアプリをリニューアルした。すでにAndroid版で対応していた、ベクトル地図描画エンジンを採用したことで、アプリに読み込まれた地図データを高速にスクロールしたり、拡大縮小できるようになったほか、スムーズな3D表示切替にも対応した。
アプリでは利用する端末の振動を感知して、地図内の建物表記名やアイコンなどの一部を自動的に大きく表示させる機能も実装した。これにより、移動中に地図を確認した際などに、地図上の現在地を把握しやすくなった。
また、地図内の施設やジャンル検索機能を拡充。「Yahoo!ロコ」などと連携することで、現在地周辺の飲食店の営業情報や口コミ情報、駐車場の満空情報などをリアルタイムに知ることができる。「Yahoo!予約」とも連携しており、一部の飲食店は地図上の検索結果からそのまま日時を指定して店舗予約できる。
そのほか、地図上の2地点をタップするだけで距離とおおよその徒歩時間をすぐに表示する「距離計測」機能を搭載。ルート探索機能では、目的地を地図に表示した状態で画面上の「ここへ行く」ボタンをタップするだけですぐにルート探索を開始し、徒歩や公共交通機関、自動車など移動手段ごとに自動でリスト化した探索結果画面と、地図上にルートを描いた画面とをシームレスに切り替えて表示できる。
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