ゲッティイメージズは、同社が運営するストックフォトのマーケットプレイス「iStock」に参加を希望するフォトグラファーを国内外から招き、ストックフォトのトレンドや撮影テクニックを学ぶイベント「iStockalypse Kyoto フォト・サミット」を5月27日から4日間に渡り、京都市内で開催した。
イベントには、世界19カ国から約160名のフォトグラファー、ビデオグラファーが参加。京都大学においてストックフォトの最新動向を共有するカンファレンスを開催したほか、浄土宗大本山百萬遍知恩寺、東映太秦映画村、京都リサーチパークなど京都市内の複数箇所でワークショップを実施した。
京都大学で開催したカンファレンスでは、ゲッティイメージズのクリエイティブプランニングディレクターであるレベッカ・スウィフト氏が、ストックフォトを巡るグローバルなトレンドを解説。販売数の多い人気写真に求められる条件やカスタマーニーズの傾向、被写体の権利処理を巡る注意点などが説明されたほか、日本から発信されるストックフォトに対する世界からのニーズに関しても紹介された。
レベッカ氏によると、国際的なフォトグラファーが日本に出向いて撮影することは難しいそうで、日本から発信する写真の需要は高まっているとのこと。中でも、地域性や日本らしい様式美を表現した写真、四季の移ろいを感じることができる写真などに人気が集まっているという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」