フィットネストラッカー大手のFitbitは、新しい健康プログラム「Fitbit Group Health」をリリースする。このプログラムは、ウェアラブルベースの健康管理サービスを統合することを目的とし、企業、減量クリニック、医療保険会社、臨床研究者を対象とする。
Fitbit Group Healthは、健康プログラムなどデジタルヘルス活動の実施戦略を探している組織を対象に、ソフトウェアおよびサービスを提供すると、同社は説明している。
このプログラムは本質的に、Fitbitのすべての企業内健康サービスを1つの傘下に集約するもので、Fitbitはマーケティングがしやすくなり、組織側は調達がしやすくなる。
Fitbitの最高事業責任者(CBO)を務めるWoody Scal氏は、次のように述べた。「企業内健康分野での当社の成功を考えると、Fitbit Group Healthのリリースはわれわれにとって自然な流れだ。これにより当社は、公衆衛生分野により深く入り込める」
Fitbitはすでに健康保険などのチャネルを通じて技術の拡張に着手したと、Scal氏は付け加えた。
Fitbitはまた、「Wellness Insighter」サービスもリリースする。同社によると、このサービスは、人事部門が同業他社との比較データを用いて、企業内健康プログラムへの投資効果を評価するのに役立つという。Wellness Insighterは市場調査会社Ipsosとの提携によって提供され、2016年中にリリースされる見込みだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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