ボーズは6月7日、ノイズキャンセリングヘッドホン「QuietComfort」シリーズを含む、4機種のワイヤレスモデルを一挙に発表した。
発表したのは、6月24日に発売する「Bose QuietComfort 35」と7月発売の「Bose SoundSport wireless headphones」の2モデルに加え、9月発売予定のノイズキャンセリング機能を搭載したBluetoothイヤホン「QuietControl 30 wireless headphones」(QuietControl 30)と、耳から心拍数を測定できる「SoundSport Pulse headphone」(SoundSport Pulse)。ボーズでは「ボーズがヘッドホンにもたらした革新が、ワイヤレスで再び起こる」としている。
4機種ともに、タッチするだけでペアリングができるNFCを備え、音楽再生も通話も直感的にコントロールできるインターフェースを採用。専用アプリ「Bose Connect app」を使用すれば、ワイヤレス接続している機器の状況や切り替えをサポートできる。
QuietControl 30は、左右合計6個のマイクを内蔵しながら、コンパクトボディを実現。新開発の「コントローラブル・ノイズキャンセレーション(可変ノイズキャンセリング)」を備えることで、使用シーンに合わせて周囲の音をどの程度取り込むか、任意で調節できるようになったという。
リチウムイオン充電池で駆動し、最長約10時間の使用が可能。耳元のケーブルには音量調節や音楽再生、一時停止、ノイズコントロールなどができるリモコンを搭載する。
SoundSport Pulseは、心拍数モニタを内蔵し、音楽を再生しながらエクササイズの成果を確認できる多機能イヤホン。「Runkeeper」や「Endomondo」などのフィットネス用アプリにも対応する。
今回のワイヤレスモデル投入について、Bose Wireless HeadphonesのゼネラルマネージャーであるBernice Cramer(バニース・クレイマー)氏は、「優れた消音性能も快適なエクササイズも、ワイヤレス環境では現実的には難しいとされてきた。しかしこれまでのQuietComfort Headphonesがそうであったように、新しいQC35とQC30は、市場のあらゆるヘッドホンの一歩先をゆく製品に仕上がっている。またSoundSport headphonesは、ジョギングやジムでのトレーニングを楽しむ人々に新しい価値を提供する。スポーツと名付けたからには、本当にそれだけを考えて開発したということ」とコメントしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」