レノボ・ジャパンは5月30日、7月3日より国内におけるPC、タブレット製品のすべての修理をNECパーソナルコンピュータ(NEC PC)に業務委託し、NEC PCの修理拠点である群馬事業場に順次統合すると発表した。
NEC・レノボジャパングループは、2011年7月の誕生から5年を迎える。レノボのグローバル規模の購買力を活用した製品の部品調達、開発のコスト効率を高めるとともに、NEC PCの群馬事業場(サービス)、米沢事業場(生産)を活用し、サービスの向上を推進するとしている。
NEC PC群馬事業場では2014年よりレノボのAndroidタブレット製品の修理を受託してきた。その実績から、今回すべての修理をNEC PCに業務委託するに至ったという。
なお、2012年よりレノボのコールセンター業務はNEC PCに委託済みであり、今回の修理拠点統合により、レノボの顧客サービス関連業務は国内で実績を持つNEC PCが担っていく。
修理拠点を完全に移管することで、1日修理(保証期間内製品の修理作業を修理センター着荷後24時間以内に完了、出荷すること)の実施率を95%以上にする見通し。また、レノボThink製品の修理パーツを保管するセンター倉庫を東京羽田空港近くに設置。従来、北海道と九州では一部地域でのみで提供していた「翌営業日オンサイト修理」のサービスエリア拡大を図る。また、一部の家電量販店の修理依頼品の回収や返却にNEC PCの物流網を活用し、販売店側の利便性も向上するとしている。
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