ハーマン、コネクテッドカーの取り組み--自動運転時代を見据えた運転支援とセキュリティ

 ハーマンインターナショナルは、日本における自動車用インフォテイメント、オーディオシステムの開発拠点である名古屋オフィスをプレス向けに公開した。今回は、オーディオ&ビジュアル機器にカーナビなどの情報機器を組み合わせた「コネクテッド・カー」などについて紹介する。

 カーオーディオメーカーとして数多くのオーディオブランドを車載用として提供しているハーマンインターナショナルだが、オーディオ&ビジュアル機器にカーナビなどの情報機器を組み合わせた「コネクテッド・カー」事業にも積極的だ。元はインフォテイメントと呼ばれていた部門で、2015年のロゴ変更時に改めた。

 2015年には、OTA(無線)アップデートやサーバセキュリティのソリューション分野などで知られる「Symphony Teleca(シンフォニー・テレカ)」と「redbend(レッドベンド)」を買収。「コネクテッド・サービス部門」を新設し、コネクテッド・カーを推進していくことで欠かせないセキュリティ面の強化に乗り出した。

 インテリジェンス車載ソリューション「LIVS(リブズ/Life Enhancing Intelligent Vehicle)」では、ハーマンインターナショナルが目指す最先端のコネクテッド・カーが垣間見える。


「LIVS(リブズ/Life Enhancing Intelligent Vehicle)」の説明はビデオにまとめられていた

 LIVSでは、出発前に「コーヒーが飲みたい」とリクエストすると、近くにあるコーヒーショップに立ち寄った、目的地までのルートを計算。車に装着された360度カメラが前方の道を走ってくる車を捉えて安全運転をサポートするといった運転支援システムを内蔵。さらに、クラウドに保存している楽曲を再生したり、スマートフォンに届いたメールを読み上げたりといった機能も備える。

 この事業はハーマンブランドとして取り組んでおり、開発拠点はドイツ。OEMで提供しているため、ブランド名が表に出てくることは基本的にない。このほか、学習機能を備え、乗れば乗るほどユーザーの行動パターンを知り、使いやすくなるカーナビゲーションシステムシステムなども手掛ける。

 こうした先進のカーテクノロジは、将来の自動運転を見据えて取り組んでいる事業。刻々と変化する道路事情や機器のアップデートにも安心して対応できるよう、Symphony Telecaやredbendなどの技術がいかされているという。

 カーオーディオから、インフォテイメントまでをトータルで手掛ける企業を目指すハーマンインターナショナル。将来的な市場規模のポテンシャルは高く、可能性は非常に大きいビジネスとして今後も投資を続けていくという。


「コネクテッド・カー」では、最新の技術が多数採用されている。こちらは左右で異なる画面を映せるモニタ。運転席からはナビ画面――

助手席側からみるとビデオの画面が見られる

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