ロボホンの発売とRoBoHoN CAFEのオープンを祝う開店イベントには、シャープ コミュニケーションロボット事業推進センターの山本信介所長、ロボホン開発陣を代表する同社の景井美帆氏、共同開発者のロボットクリエーター高橋智隆氏が登場した。
山本氏は「一部でつぶやかれる“優しくない価格”や、タッチポイントが今日まで十分な形で準備できないまま発売日を迎えるという厳しい条件でありながら、なんとか1000台を超える予約を達成できた」と話した。また、本日から開催されている伊勢志摩サミットでもロボホンが出張していることに触れ、「どんどん販売を拡大していきたい」と語った。
景井氏はロボホンカフェの特徴を紹介。「店内、外観を含めロボホン色に染めている。カフェで実際にロボホンに触っていただいて、ロボホンの魅力をお伝えしたいと考えている」と説明した。
高橋氏は、「ロボホンはスマホなので、ネットワークを通じて新しいコンテンツがどんどんダウンロードされていく。今日はロボホンの誕生日で、ここからロボホンはどんどん成長していく」とロボホンへの期待を話した。
さらに、自身がロボットに興味を持ったきっかけである手塚治虫のマンガ「鉄腕アトム」に触れながら、「ロボットを開発し続けて、シャープとロボットを発売するに至った。ここから何か新しいことが始まればと思っている」と語った。
今回、ロボホンはRoBoHoN CAFEと量販店のほか、東京・銀座の東急プラザ(6月30日まで)、兵庫県・宝塚市の手塚治虫記念館(6月27日まで)でも展示している。
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