OtterBoxがモジュール式の「iPhone」ケース「Universe Case System」を発表した。レールシステムを備え、パートナー企業が製造する各種アクセサリと組み合わせて使えるよう設計されている。
表面的には、Universe Case Systemは同社の他の「iPhone」用ケースとよく似ているように見える。だが、「Universe」は単なるケースではない。
Universeは、クレジットカードリーダーからカメラレンズ、メモリ拡張モジュール、バッテリパックに至るまで、パートナー企業が製造する数多くの新しいアクセサリと組み合わせて使えるように設計されており、OtterBoxではこれを「モバイルアクセサリプラットフォーム」と呼んでいる。
ブラックとホワイトの2色から選べるUniverseは、好評を博した同社のケース「Symmetry Series」をベースとしている。ただし、そこには1つ、大きな違いがある。Universeでは、背面の「アクセントプレート」をスライドさせると、レールシステムが姿を現す。あるモジュールを取り付けたい場合には、そのレールに差し込むだけで、モジュールはケースにしっかり固定されるのだ。また、モジュールの取り外しも同様に簡単だ。
Universeの価格は、「iPhone 6/6S」バージョンが50ドル、「iPhone 6 Plus/6S Plus」バージョンが60ドルとなっている。
ケース本体はいずれ、一部のモジュールにバンドルされるかもしれないが、発売時点では、ケースとモジュールは個別に販売される。ローンチパートナーとなったBest Buyでは、Universeのアクセサリ全商品を取り揃えて販売するという。
OtterBoxのイノベーション担当バイスプレジデント、Tom Smith氏によると、同社は前方互換性についても十分に配慮したとという。「Appleが、例えば筒型のスマートフォンのような極端なものを作ろうと考えないかぎり、取り付けメカニズムの前方互換性は維持される」と、Smith氏は述べた。
OtterBoxによれば、すでに発売中、あるいはまもなく発売予定のモジュールは次のとおりだ。
Universe Case Systemは米国で、iPhone 6/6s、iPhone 6 Plus/6s Plus向け製品がotterbox.comですでに発売されているほか、 Best Buyの店舗とオンラインショップ、およびAmazon.comで米国時間5月29日から発売される。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」