Appleは米国時間5月16日、モバイルプラットフォームのアップデート「iOS 9.3.2」をリリースし、いくつかのバグを修正したが、新しい9.7インチ版「iPad Pro」の所有者に影響を及ぼす新たな(そしてかなり深刻な)バグも追加してしまったようだ。
インターネット上には、Appleの「iPad」シリーズに加わったこの最新デバイスを今回のアップデートが「文鎮化(bricking)」してしまったとの報告があふれている。
影響を受けた一部のユーザーによると、文鎮化したiPadには「Error 56」のメッセージが表示され、「iTunes」を実行しているコンピュータにデバイスを接続するよう求められるという。残念ながら、接続しても問題は解決しないようだ。
「Error 56」に対するApple自身のアドバイスも漠然としていて効果がなく、影響を受けたユーザーに向けて、Appleサポートに連絡する前に「他社製のセキュリティソフトウェアとの間で問題が起きていないか確認」するよう求めている。
本稿執筆時点で、この問題の解決策はないようだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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