古くから存在するファイル共有クライアントBitTorrentが、新しいストリーミングアプリ「BitTorrent Live TV」によってメディア分野への参入を果す。同アプリは、新しいBitTorrent TVストリーミングサービスの基盤となるもので、「Apple TV」版が今週中に提供され、「Mac OS」搭載コンピュータや「iOS」搭載端末上でも利用可能となる予定だ。
同アプリでは、13のコンテンツプロバイダーによる無料ストリームが視聴可能になる予定だ。目玉として挙げられているのは「Clubbing TV」「TWiT」「Newsmax TV」などで、どのプロバイダーもどう考えても「大物」ではないが、今後は、ケーブルネットワークやプレミアムコンテンツの追加によって無料サービスの範囲を超えて規模を拡大していくことが計画されている。
どのようなプレミアムコンテンツが提供されるかはまだわからないが、Varietyは、ニュースやスポーツのライブイベントの配信が中心になる見込みだと報じている。BitTorrentは、HBOなどのケーブルネットワークや社外プロバイダーも候補から除外してはいないが、それらを追加する計画についてはあまり明らかにしなかった。最終的にどのような形になるにせよ、プレミアムBitTorrent TVチャンネルの第1弾は2016年夏に提供開始される予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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