ディーアンドエムホールディングスは5月17日、デノンブランドからエントリー、ミドルクラスのAVアンプ「AVR-X1300W/X2300W」(税別価格:5万7500円/8万5000円)を発表した。ドルビーアトモス、DTS:Xなどの最新サラウンドフォーマットをカバーする。
いずれも無線LAN、Bluetoothを搭載。5.6MHz DSDとハイレゾ音源対応のネットワーク機能を備え、AIFF、WAV、FLACは最大192kHz/24bit、Apple Losslessは最大96kHz/24bitまでのファイル再生に対応。「AirPlay」、インターネットラジオ機能も搭載する。
最大出力185(X1300Wは175)Wの7chディスクリートパワーアンプを備え、微小信号から大きな信号まで音色を変えることなくダイナミックなサウンド再生を実現。DCサーボ回路に大容量コンデンサを用いることで可聴帯域よりもさらに低い、超低域の再生ができるとしている。
X1300Wは6入力1出力、X2300Wは8入力2出力のHDMI端子を備え、すべてがHDCP 2.2に対応。4K Ultra HDビデオ、パススルーもサポートする。
両機種ともに、5.1.2のスピーカ配置ができ、2つのハイトチャンネルスピーカを接続することが可能。ハイトチャンネルスピーカはフロントハイト、トップフロント、トップミドル、フロントドルビーイネーブルド、サラウンドドルビーイネーブルドのいずれかを選択可能だ。
Dolby TrueHD、DTS-HD Master Audioに対応し、小さな音は明瞭に、急に出る大きな音は小さく抑える「Audyssey Dynamic Volume」と小さな音量でも臨場感を損なわない「Audyssey Dynamic EQ」のほか、セリフやボーカルなどを人の声の聞こえやすさを調節する「ダイアログエンハンサー」も搭載する。
サブウーファプリアウトは2系統を装備。リモコンが付属するほか、スマートフォンやタブレットから操作ができるリモコンアプリ「Denon 2016 AVR Remote」に対応する。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」